お笑いコンビ、モグライダーが11日、都内で、舞台「同窓会~優しくて残酷な彼を偲んで~」(11~15日、東京・マリーグラン赤坂)の取材会に、ゲスト出席した。

同窓会で疑心暗鬼に陥る登場人物を描いた作品にちなんで、同窓会や同級生について聞かれ、芝大輔(39)は「中学の同窓会にずいぶん前に行ったんですが、田舎に残ってる人間はもう結婚してたり、家を建てたりしてました。お笑いの仕事がまったくないころで、言うことなくて気まずかった」と振り返った。

ともしげ(40)は「最初のコンビの相方は、小、中学一緒の同級生。今は公務員で、家を建てて車も持ってる。雲泥の差がついちゃった」と苦笑いだった。

役者がお笑いに挑戦するケースが増えていることについて、芝は「俳優さんがあんまりおもしろすぎたら困る。我々側から俳優さんの仕事を奪いにいかないと。嫌なのは、コイツは俺が芝居をやってると、笑いが止まらなくなる。コンビでお芝居の行きたくない」と言うと、ともしげは「クサい演技をやるんで」と応じていた。

観客も参加者の1人になる体験型、新感覚の舞台。玉城裕規、和田琢磨、三浦涼介、陳内将、定本楓馬、松島勇之介、石川凌雅らが出席。