TBS系情報番組「ゴゴスマ」で18日、女性学術者から「大きな大きなペ○ス」というワードが飛び出し、SNS上で「どぶろっくか」とツッコミが入るほっこりトピックがあった。

番組では、大阪の淀川河口付近で発見され、13日に死んでいることが確認された“迷いクジラ”の運び出し作業を生中継。現場で学術調査をしている国立科学博物館研究主幹田島木綿子氏と生電話をつないだ。

「こんにちはー。まさに計測中でーす」と明るいキャラクターの田島氏は、なぜ淀川河口付近に迷い込んだのかという石井亮次キャスターの問い掛けに「外傷がないので見た目では判断できない」とした上で、「オスであることは確かです。大きな大きなペ○スが出てますのでー」とあっけらかんと答えた。

学術用語として答えており、NGワードではないが、スタジオはあえてのノーリアクション。田島氏は「年齢は40歳くらい。まだまだ壮年期、いちばん活発かもしれない」と続けた。

SNSでは「明るい声ではっきりと“大きな大きなペ○ス”と。どぶろっくが喜んだだろう」「昼時にやめてほしい、笑う」「最悪、ペ○スはいい。大きな大きなは絶対にいらん」「昼間っから恥ずかしいわぁ」など、ほっこりするツッコミが寄せられた。

クジラは、あすにも紀伊水道沖に沈められ、海に帰されることが決まっている。30トンの重りをつけないと浮いてくるのかとの質問に、田島氏は「浮いてきちゃいますねー」「沖まで10時間かかるらしいですよ。言っていいのか分からないけど、あはははは」。

このあたりでスタジオの出演者たちも思わず笑っており、石井キャスターは「先生、明るいですね」。古舘伊知郎も「ノリが平野レミさん入ってますよね」と突っ込んだ。

田島氏は、クジラの体長が14・69メートル、重さが80トンであることなどを報告し、「成熟したオスですねー」。「14・69というと、単独行動するオスなので、群れからはぐれたということはない。湾の中に入ってしまった原因のひとつに、弱っているという可能性も捨てきれない」。胃の中に海洋プラスチックが入っていないかも含め、調査するという。

海に沈めるという大阪市の決定にも「ものすごいいいエサになる。次の多様性に向けて、この個体はすごくいい栄養の資源になる」。最後に「彼の死に報いるためにも、彼の死が何だったのかというのを学術調査したいと今、一生懸命やっているので理解いただけるとうれしいです」と語った。

生電話が終了すると「めちゃめちゃ明るくて分かりやすい」「田島さんナイス」「さすが田島さん」「田島先生の話いいわぁ」「動物好きなのが伝わる」「国立科学博物館の先生たちって面白い方多い」「ゴゴスマ有能すぎる」など反響が続々寄せられた。