木村拓哉(50)が22日、TBS系「日曜日の初耳学」(日曜午後10時)に出演し、キムタクブームの当時の本音を語った。

世間が「キムタク」と呼ぶことが嫌だった過去もあるといい「おしゃべり怪獣(明石家さんま)に出会って、キムタクと呼ばれるのが嫌と言ったら『なんでや』と言われて、それで解決してしまった」と話した。

続けて「そんなありがたいことはないと、求めてもらったり、楽しんでもらえたり名前を呼ばれたり。生かされているんだぞとパスを出してくれて。こんなすごい人がそれを言うの? と思って、それから頭の中が変わりました」。

木村は平成の人気ドラマ「あすなろ白書」「ロングバケーション」の名シーンを振り返り、「月曜9時にはOLが街から消える」と言われた社会現象には「消えてないでしょ、いたでしょ」とツッコむ場面も。「『ロングバケーション』に関しては、山口智子さんの存在が外せませんし、智ちゃんと考えたり話して決めたもの」と話した。

「ロング-」の第1話と「SMAP×SMAP」の第1回放送が同日だった当時、「バラエティー番組にも抵抗があった」といい「ドラマが終わった3分後にはハトが飛んで番組が始まるけど、9時からやっていた世界観を全く違くするのって、俺どうすれば良いんだろうと思ってました」。

しかし「バラエティーのコントキャラクターは自分で考えましたよ。どうしたら面白いかを考えていました」とコントに取り組んでいた際の心境も明かした。