GENERATIONSの関口メンディー(32)が28日、都内で、長編アニメ「ONI~神々山のおなり」の堤大介監督とトークショーを行い、自分らしく生きると決めた過去を明かした。

母は日本人で、父はナイジェリア人。小学2年の時に、同じ小学校の年上の子どもから肌の色などの見た目を指摘されたことがあったという。落ち込んで泣いていると、学校の先生が声を掛けてきた。泣いていた理由を明かすと「あなたはハーフという存在で私が憧れるような存在。アメリカにはマイケルジャクソンというヒップホップのキングがいて私は大ファン。そのマイケルジャクソンと同じ血が流れているあなたがうらやましい。あなたはそのままでいいのよ」と言われ、その言葉に救われたという。

小学生から高校まで野球に打ち込み、大学からダンスを始めて12年にGENERATIONSのパフォーマーとしてメジャーデビューした。運動神経がいい他、バラエティー番組などにも出演もするなど、多方面で活躍をみせる。それでも「五角形のグラフの比率って足したら全員同じだと思う」と持論を展開。

「例えば、自分だったら運動神経のグラフがよかったとしても、寝坊とかよくするからそこら辺ですごくマイナスになるんですよね」と自分に置き換えた。そして「人はよく、無いものねだりをするけど、みんな一長一短に個性がある。そこに気付いて伸ばせるかどうかだと思う」と個性が大事だと説いた。