米歌手マドンナ(64)が監督を務めることになっていた自身の伝記映画の撮影が、無期限で中止されたことが分かった。

マドンナは自らの半生を描く映画の準備を進めており、ドラマ「オザークへようこそ」で知られる女優ジュリア・ガーナーをマドンナ役に起用していた。

米ニューヨーク・ポスト紙によると、脚本の内容を巡ってユニバーサル・ピクチャーズと対立したことが原因で、最終的にマドンナは映画より世界ツアーを行うことを選んだという。同紙によると、スタジオ側はポップで軽い内容を希望していたものの、マドンナは赤裸々な脚本を望んでいたという。マドンナの友人によると、いつの日か伝記映画を撮りたいと思っているが、今はクリエーティブでプロフェッショナルなツアーに集中しているという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)