俳優前田旺志郎(22)がフジテレビ系朝の情報番組「めざましテレビ」(月~金曜午前5時25分)の2月エンタメプレゼンターを務めることが27日、分かった。

初回は2月6日に出演予定で、午前6時台のエンタメコーナーをはじめ、「イマドキ」「めざましじゃんけん」、生原稿読みなどを行い、同7時台からはMCとして番組終了まで登場。エンタメ担当の軽部真一アナウンサーとともに、さまざまなエンタメニュースを伝える。前田が「めざましテレビ」のスタジオに生出演するのは、2008年2月に「まえだまえだ」として漫才を披露して以来、15年ぶりとなる。

前田は子役としてデビューし、6歳の時に兄の前田航基とともにお笑いコンビ「まえだまえだ」を結成。その年の「M-1グランプリ2007」の準決勝に史上最年少で進出するなど、鮮烈なデビューを飾った。

その後、是枝裕和監督の映画「奇跡」(2011年)で主演、NHK大河ドラマ「平清盛」(2012年/NHK)では平清盛の幼少期を演じるなど、俳優業でも頭角を現した。さらに、銀河鉄道999 40周年記念生ドラマ「銀河鉄道999 Galaxy Live Drama」(2018年/BSスカパー!)では星野鉄郎役を務めた。NHK大河ドラマ「いだてん」(2019年/NHK)の小池禮三役、NHK連続テレビ小説「おちょやん」(2021年/NHK)の松島寛治役は記憶に新しい。

今年1月から始まった北川景子が主演を務めるフジテレビ月9ドラマ「女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~」では、ロースクール(法科大学院)の生徒役を好演、存在感を見せている。「めざましテレビ」のスタジオ出演は今回が15年ぶりとなる前田は「めざましテレビ」でエンタメプレゼンターを務めることについて「めっちゃうれしかったです。こういう仕事をしていても、情報番組にキャスターとして立つ経験ってなかなかできないので、“うわ! このポジションやれるんや!”って思いました」とコメント。前田がプレゼンターとして生放送でどのように情報を伝えていくのか? 注目が集まる。

◆前田のコメント

▼出演について

「生漫才を披露させて頂いたのは覚えています。小学校1年生の時なので、15年前ってことですもんね。こういうふうにスタジオに帰って来られると言うのは、うれしいです。感慨深いといいますか。今回ご一緒する軽部アナウンサーは、当時もスタジオにいたことは覚えているのですが、どういう内容をお話ししたかまでは覚えていないです。でも、いつもテレビで見ていて、めっちゃ優しそうだなという印象があります。とにかく柔らかくて、助けてくれそうなイメージがあるので、軽部さんにおんぶに抱っこでやろうと思っています」

▼「めざましテレビ」で好きなコーナー

「コーナーなのかは分からないですが、めざましじゃんけんです。すごく好きで毎回やるんですけど、自分自身、いつかじゃんけんをやる側になりたいなぁと小さい頃から思っていましたし、幼少期から楽しそうだなと思って見ていたコーナーですね。今回のマンスリーでは、スタジオで生じゃんけんもできるのも楽しみです」

▼意気込み

「今回、2月を担当させていただくことになりまして、皆さんが朝、会社や学校、仕事に行く前に、僕がしゃべっている姿を見て、少しでも今日1日頑張ろうと思っていただけるようなエンタメプレゼンターになれるように、頑張りたいと思います! みなさん見てね~」