NHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜午後8時)第5回「瀬名奪還作戦」が5日放送され、松山ケンイチ演じる本多正信、山田孝之演じる服部半蔵が初登場した。徳川を支えていくことになる隠密コンビの存在感に、SNS上が「胸アツ」と歓喜。登場直後から「服部半蔵」「本多正信」がツイッターのトレンド入りとなった。

駿府にとらわれの身となった瀬名(有村架純)をどう奪還するか。途方に暮れる元康(松本潤)を訪ねた正信が、伊賀忍者の服部一党を使って奪還を請け負う過程が描かれた。

正信は、いくさの才能がありながら素行不良で身分を失い、「イカサマ師」「三河の恥」といわれている男。服部一党もすっかり没落した身で、ともに“家臣団の嫌われ者”としての登場となった。

松山は、主演を務めた「平清盛」(12年)以来11年ぶりり大河出演。「お助けしてご覧にいれることができる」と元康に豪語し、いきなり金銭を要求する大胆不敵な初登場シーンに、SNS上は「うさん臭さが最高」「マツケン出ると物語が締まる」「マツケン大河に帰還」と反響が続々と寄せられた。

山田は「葵 徳川三代」(00年)以来23年ぶりの大河出演。半蔵ら服部一党が忍者装束でいよいよ動き始めると、「忍者召喚!」「ハットリくん爆誕」「THE隠密」「影の軍団始動!」と大いに沸いた。

調子の良さと押しの強さでぐいぐい来る正信と、断りたいが武士のプライドをくすぐられると弱い半蔵の生き生きしたコンビネーションに、SNS上も「一気に面白くなった」と反響。「本多正信と服部半蔵の存在感やばい」「ど真ん中を撃ち抜いてきた」「やりとり絶妙」「W主演の風格」「一瞬の目の演技」「2人のスピンオフ回」「山田孝之と松山ケンイチが家臣にいるだけでもう天下を取れ気しかしない」などの声が相次いだ。

作戦はまさかの展開となり、次回第6話の予告で「続・瀬名奪還作戦」のタイトルが表示されると「この2人の続きが気になりすぎる」「次週まで待てない」という番組ファンの声が相次いだ。