ピン芸人日本一を決める「R-1グランプリ2023」の準決勝が11日、都内で行われた。準々決勝を勝ち抜いた30人で争い、さつまかわ、カベポスター永見、寺田寛明、コットンきょん、ラパルフェ都留、田津原理音、Yes!アキトの7人が決勝進出を決めた。デビュー10年以内3537人のエントリーから、準々決勝を勝ち抜いた30人で争ったが、蛙亭イワクラ、ヨネダ2000誠ら、他賞レース決勝進出歴のある実力者が、決勝進出を決めることができなかった。決勝前日の3月3日に行われる「復活ステージ」に回り、1枠の決勝進出を目指す。

会場では、エントリー順ではなく、ランダムに名前が呼ばれた。最後の7人目にYes!アキトの名がが呼ばれると、決勝進出を決めることができなかった残りの23人は肩を落とした。決勝進出を決めた7人が名前を呼ばれてステージに上がり、明るい表情を浮かべて立つのとは対照的に、「復活ステージ」に進む面々は、スタッフの誘導に従って、静かに会場を後にした。

準決勝を争ったのは、田津原理音、Yes!アキト、シモタ、本多スイミングスクール、サツマカワRPG、もりせいじゅ、村民代表南川、まりんか、カベポスター永見、コットンきょん、こたけ正義感、エルフ荒川、赤木裕、蛙亭イワクラ、ソマオ・ミートボール、きしたかのたかのピエロ、寺田寛明、ケビンス山口コンボイ、真輝志、やまぐちたけし、9番街レトロ京極風斗、徳原旅行、森本サイダー、ハマノとヘンミへんみ亮介、ラパルフェ都留、ヨネダ2000誠、清川雄司、トンツカタンお抹茶、二代目ちくわぶ、鈴木ジェロニモの30人。

決勝は3月4日、同3日開催の敗者復活を勝ち抜いた1人を加えた8人で争う。決勝ファーストステージで得点が高い上位2人がファイナルステージに進み、審査員の投票が多かった芸人が優勝。デビュー10年以内が出場資格。賞金は500万円。