英歌手アデル(34)とエド・シーラン(32)が、5月6日に英ロンドンで行われる英王室のチャールズ国王戴冠式の翌日に行われる祝賀コンサートでのパフォーマンスを辞退したと英OK!誌が報じた。

関係者によると、国王は出演を希望する何人かのアーティストのリストを作成し、2人もその中に入っていたという。国王は2人の出演を特に熱望しており、辞退したことにとてもがっかりしているという。

英王室は、戴冠式の翌日にウィンザー城で祝賀コンサートを行うなど3日間にわたって関連行事を行うことを発表している。

シーランは祝賀コンサートの前日に米テキサス州で公演を行うことが決まっており、スケジュール的に難しいため出演を辞退したというが、アデルにはスケジュール的な問題はなく、説明なく招待を断ったと同誌は伝えている。

報道によると、米ラスベガスで常設公演を行っているアデルは、3月25日以降のパフォーマンス予定は決まっておらず、スケジュールは白紙のため5月7日の祝賀コンサートへの出演に支障はないといい、辞退した理由は分かっていない。

現時点で祝賀コンサートへの出演者は正式に確定していないが、90年代に一世を風靡(ふうび)した英国のガールズグループ、スパイス・ガールズが再結成してパフォーマンスを行うとのうわさが出ているほか、OK!誌によるとライオネル・リッチーやハリー・スタイルズが出演する可能性もあるという。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)