タカラジェンヌを育成する宝塚音楽学校(兵庫県宝塚市)の109期生40人が23日、兵庫・宝塚バウホールで、卒業公演にあたる文化祭(24~26日、同所)の公開稽古を行った。

文化祭は歌、舞踊、演劇など、2年間の学びを集大成として披露する場。はかま姿で「清く正しく美しく」を歌い、舞い、スタート。今年は2年ぶりに予科生110期生のコーラスも復活した。

歌、芝居、ダンスの3部構成で、クラシック楽曲から宝塚歌劇メドレー、バレエにジャズダンス、タップも披露した。

卒業生の中には、森口瑶子の長女・坂元南月さんもおり、娘役志望とみられる。1部の歌コーナーでは、娘役の仲間と計4人での歌唱にも臨んだ。

稽古を終えると、河谷杏実さんが代表し「同期生一同、立派な舞台人になりますよう、精進して参ります」とあいさつした。

109期生40人は4月22日に宝塚大劇場で開幕の雪組公演で初舞台を踏む。