King&Prince永瀬廉(24)と藤本美貴(38)が4日、都内で、声優を務めたアニメ映画「ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)」(堂山卓見監督)の公開記念舞台あいさつに出席した。

パーフェクトネコ型ロボット、ソーニャ役の声を担当した永瀬は「一生の宝物。ずっとずっと覚えていること」と同作出演を喜び、「自分の子どもができたときに『これ自分やで』って言わずに気づくかやってみたい」と想像を膨らませた。

作品内容に絡めて生まれ変わりたいものを問われて、「マンチカン」と猫の種類をあげた。「本当に近くにいるだけで癒やしてくれる存在。そこへのリスペクトがすごいあって。そういう存在になりたい。見ているだけで癒やしを与えている存在になりたい」。

誰もがパーフェクトになれる楽園「パラダピア」学校の先生役を演じた藤本も「自慢でしかない」と同作出演を感慨深そうに振り返った。夫のお笑いコンビ、品川庄司の庄司智春からは「やっぱりいい声しているね」といわれたことを明かすなど、のろけ全開。「すみません」と笑った。作品タイトルにかけて、自身にとってのユートピアな世界を問われ、「布団の中かな。全てやることが終わって、子どもたちも寝静まって、『寝られる!』って。あとは子どもたちがいて旦那さんがいて、子どもにワーって怒ったりすることもあるし、ワーって言っている時間も長いんだけど、その時間すらも幸せなんじゃないかな」と笑顔を見せた。