昨年10月にスタートしたTBS系深夜バラエティー「不夜城はなぜ回る」(月曜深夜11時56分)が3月いっぱいで終了することが6日、分かった。番組内で発表された。

入社5年目の大前プジョルジョ健太ディレクター(27)が企画、立案者で、深夜にこうこうと光る建物(不夜城)に突入し、何が行われているのかを体当たり調査する番組。同枠は、22年4月から同9月末までは、単発特別番組枠「月バラナイト」だったが、「不夜城-」が、3度の特番を経て、10月からレギュラー化。大人な世界をにおわせるタイトルをいい意味で裏切り続けるヒューマンドラマが好評だった。ギャラクシー賞1月度月間賞も受賞していた。

番組冒頭「お知らせがあります」といった大前プジョルジョDは「実は『不夜城はなぜ回る』ギャラクシー賞をいただきました」と発表。スタジオが拍手に包まれる中、「そして番組終了が決まりました」と明かした。番組MCの東野幸治は「え、なんでこんながんばっているのに。絶好調なのに」と驚きを隠せなかった。

ギャラクシー賞についての思いを問われた大前プジョルジョDは「東野さんとチームのみんなのおかげ」と謙遜。東野から「東野からプジョルジョの賞なんか、おれの賞なんか?」と迫られると、大前プジョルジョDは「2人の賞」と答えて笑いを誘った。