俳優竜星涼(29)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「スタンドUPスタート」(水曜午後10時)の第8話が8日に放送され、平均世帯視聴率が3・0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが9日、分かった。第1話から4・1%、3・8%、3・7%、3・2%、3・4%、3・3%、2・5%だった。

平均個人視聴率は1・7%。第1話から2・3%、2・1%、2・1%、1・9%、1・9%、1・8%、1・3%だった。

同局系連ドラ初主演の竜星は、投資会社「サンシャインファンド」の社長・三星大陽を演じる。自称“人間投資家”として、仕事での失敗や挫折をしてしまった人、将来の夢を諦めてしまった人、過去の栄光にすがる中年や前科者、就業経験のない主婦など、さまざまな事情を抱えた“訳アリ人材”へ投資する主人公を描くビジネスストーリー。

原作は「ドロ刑」の福田秀が描く「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で現在も連載中の同名大人気コミック。竜星をはじめ小泉孝太郎、THE RAMPAGE吉野北人、小手伸也、乃木坂46山下美月、水沢林太郎、雨宮天、塚地武雅、安達祐実、戸次重幸、鈴木浩介、高橋克実、反町隆史らが出演する。

第8話では、大陽を訪ねて「三ツ星重工」の社長室長・高島瑞貴(戸次)がやってくる。高島は、轟彰(佐野史郎)という男を大陽に紹介した。轟は、高島が「三ツ星銀行」で働いていたときの上司で、会社員としての心構えは全部教えてもらったというほどの恩人らしい。高島が大陽を訪ねた目的は、轟の再就職先を探してもらうためだった。他ならぬ高島からの頼みとあって快く引き受ける大陽。そこで轟が出した条件は「三ツ星銀行」の営業部長だった自分の能力や経歴にふさわしい会社、というものだった。

「三ツ星重工」に戻った高島は、社長の大海(小泉)、副社長の義知(反町)から呼び出される。高島が社長室に向かうと、そこには元経産省エネルギー庁長官で、勇退後に「三ツ星エネルギー」の副社長に就任した篠田博康(岩城滉一)の姿があった。その席で大海は、篠田が取締役兼社長室長に就任し「お前の席を明け渡してもらうことになる」と高島に告げる。

一方、轟の再就職先探しが難航していた大陽は、小野田虎魂(吉野)や林田利光(小手)、立山隼人(水沢)を呼び、協力を求める。そこに、大陽の友人だという大木大吾(やべきょうすけ)も加わる。