日本テレビの岩本乃蒼アナウンサー(31)が5月から休職することが21日、わかった。同局が明かした。災害報道の研究のため、大学院へ通うという。キャスターを務めている同局系報道番組「news zero」(月~木曜午後11時、金曜午後11時時半)は3月末で卒業する。

資格取得や留学、配偶者の転勤同行などを支える同局の「キャリアサポート休職制度」を利用する。同制度では目的によって最長3年まで休職が認められるという。20年秋に結婚した同期入社局員の転勤も決断を後押ししたといい、夫の転勤先で大学院に入る。

岩本アナは14年入社。関西出身で、幼少期には阪神大震災も経験した。慶大時代には防災士の資格も取得しており、「news zero」でも自身や豪雨などの災害報道に携わるなどしてきた。

同局によると、岩本アナは「『防災』分野のニュースを伝える中で感じていた疑問や課題を春から大学院で学び、研究することに致しました。仕事の歩みから一度離れ、学び直しができる環境に感謝しつつ、日本テレビの報道の担い手として、さらに成長して復職することを目指します」と語っているという。