中居正広(50)が25日、レギュラーMCを務めるテレビ朝日系「中居正広のキャスターな会」(土曜正午)に出演し、侍ジャパン公認サポートキャプテンとして日本の優勝を見届けたWBCを振り返った。

中居が決勝の米国戦中継で、ユニホームに野手としてスライディングした跡を付けながら9回のマウンドに上がる、二刀流大谷ならではの光景を「泥だらけのストッパー」と表現したことも取り上げられた。島本真衣アナウンサーから「中居さんの『泥だらけのストッパー』、かなり話題になってますね」と言われると、中居は「僕もあまりよく分かってないというか、終わってホテルすぐ戻ったりとかで、日本がどういう状況か分からなかった。今日知りましたもん」と、ワードがトレンド入りするなどした状況を把握しきれていない様子を明かした。

中居は「泥だらけのストッパーって、どういうことなんだろう。自分で言うのもなんですけど」と、自身の発言にもかかわらず、出演者にまさかの逆質問。劇団ひとりから「自分が言ったんでしょ!何、急に恥ずかしがって」とツッコまれた。

国際問題に詳しい堤伸輔氏からは、中居の発言後に米国の人気スポーツ誌「Sports Illustrated(スポーツイラストレイテッド)」にも同様の表現が使われたことも紹介された。「スポーツイラストレイテッドに勝ちましたね」と言われると、中居は照れ笑い。元NHKの柳澤秀夫氏からは「自然に出てきたんですか」と聞かれた中居は「ただ泥だらけだな、って思っただけで。そういう意識っていうのは、見たまんま」と回想し、堤氏に「野球見慣れているから、それが出てくるんです。普段との違いが分かる」と感心した様子で返された。

中居は大会を通じて選手の試合前談話やベンチの雰囲気などを冷静にリポート。TBS系で生中継された21日の準決勝メキシコ戦では、不振が続く中で日本を決勝に導くサヨナラ打を放った村上宗隆内野手(23=ヤクルト)を「おはようございます!」と表現した。