アイドルグループ、8月のエウテルペが25日、東京・ベノア銀座に200人を集めて初の単独ライブを開いた。

「虹のエウテルペ」「アティチュード」「今日も推しとく?」など、アンダーメンバーのコーナーを含め全12曲を熱唱した。途中、同グループのプロデューサーを務める愛沢えみり(34)が登場して新曲「泣かないでメモリー」を紹介して、初披露した。

鹿目双葉は「ファンの皆さんの応援の声を聞いて泣きそうです。こんなにたくさんお方に応援してもらえて幸せです」。橋本心花は「デビューしてから単独ライブを目標に頑張ってきました。温かいコールが心強くて、楽しかったです」。

黒田莉菜は「今日のライブを通して『アイドルになれてよかった』とあらためて思いました」。鳩飼まりもは「今日のことをずっと楽しみにしていました。これからも、もっともっと楽しいライブができるように頑張ります」。

七海なるみは「ひとつの夢がかなって最高の瞬間です。今日来てくれたファンを失望させないよう頑張ります」。綾瀬ららは「たくさんの方が応援してくれて、新しい夢ができました。それはもっと大きなステージで歌うことです」と話した。

同グループは3500人の応募者から500分の1の激戦を勝ち抜いて、昨年8月にデビュー、10月に「虹の-」をリリースした。“伝説のキャバ嬢”と言われたアパレル会社社長の愛沢が「勇気を届けるアイドル」をコンセプトにプロデュースしている。

愛沢は「今日は私自身が一ファンとして見て、すごく感動しました。ちょうど1年前にオーディションでメンバーを出会いました。この1年、つらかったこと、楽しかったことを思い出しました。初めてのアイドルプロデュースで悩みましたが、私自身が一番勇気をもらえました」と笑顔を見せた。