今日26日付日刊スポーツのインタビュー企画「日曜日のヒロイン」に登場しているTBS日比麻音子アナウンサー(29)。1月から同局系「Nスタ」(月~金曜午後3時49分)で金曜キャスターを務めている。紙面に入りきらなかったエピソードを紹介する。【佐藤成】

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日比アナにとって、自身の武器は、多くの司会者と共演した経験や、ほとんどの生放送番組に出演した経験だという。

「『はやドキ!』もやったし、『あさチャン!』もやったし、『ビビット』もちょっと出てたし、『ひるおび』やって『(王様の)ブランチ』もやって、『ゴゴスマ(~GO GO!smile~)』もニュースを読んでいたし、土曜日の『報道特集』をやって、日曜日の『Nスタ』もやっていたので。たぶん生放送ほとんど全部出ています」。

さらに「いろいろなMCの方とご一緒してきて、それこそダウンタウンの浜田(雅功)さん、バナナマンの設楽(統)さんともご一緒したし、夏目(三久)さん、恵(俊彰)さん、アナウンサーの先輩だと本当に心から尊敬する長峰由紀さんと1年目のときやっていたし、膳場(貴子)さんともやらせてもらったし、場数だけは…みたいなところはあります。中居(正広)さんともやったし、安住(紳一郎)さんともやったし」。

全ての経験が血となり肉となり、今の日比アナを形作っている。今年で入社8年目。7月に30歳を迎える。

「私の大きなテーマでもあるのが、やっぱり女性アナウンサーってあまりにイメージが固定化してるというか、思った以上に多様性がないというか、更新されてないとずっと思っていて、女性アナウンサーの働き方が特に。だからそれを壊したいっていうのはあります」

すでに報道、バラエティー、スポーツ実況と、新境地を開拓しているが、「なんにも見えていないですよ、本当に。ずっと長距離走を走り続けてる感じ。見えたくもないかも、ゴールを」。大物司会者から受けた薫陶と、飽くなき向上心で、新たな女性アナウンサー像を作りあげそうだ。