膵臓(すいぞう)がんで手術を受けたことを昨年公表した日本テレビ菅谷大介アナウンサー(51)が、12日までに自身のインスタグラムを更新。「1年前の今日、4月11日のことは生涯忘れないと思います。」と書き出し、昨年の手術当日について詳しくつづった。

初めに「6時起床。あまりよく眠ることはできませんでした。髭をそり、歯磨きをして、荷物をまとめ、その時を待っていました。」と当日の朝を振り返り「8時15分。迎えに来た男性看護師さんと一緒に手術室へ。途中、病院に来てくれた妻に荷物を渡し、言葉を交わした後、握手をして、手術室に向かうエレベーターに。」と記した。

続いて「8時30分。手術室のあるフロアには、その日、手術を受ける人が集まってきます。その数、10人ほど…。8時45分。それぞれ、自分の手術室の前に向かいます。私の手術室は6番。ドアの窓から中を見ると、手術の準備が進められていました。しばらく待つと中から看護師さんが出てきて、名前、昨日の睡眠、アレルギーの確認をされました。そしていよいよ、手術室の中へ。」とつづった。

さらに「細いベッドに横になると、目の前には、手術室特有のライト。麻酔を入れるために、左向きになり、背中を丸め、注射。その後、仰向けになって、時間を確認すると、9時15分。酸素マスクが用意され、『深呼吸してください』という言葉に従って、5回ほど、深呼吸をしたら…。気づいたときには、すべてが終わっていました。ICUの病室で、ふと見た時計は、3時15分でした。」と回想した。

最後に「おかげさまで、今、こうして、元気に頑張れています。」とつづった上で「支えてくださった皆様、本当にありがとうございます。」と感謝を記し「投稿した写真は、今日、妻が用意してくれたケーキです。ようやく1年。 まだまだ1年。」とケーキの写真を添えてしめくくった。

菅谷アナは昨年8月に開設したインスタグラムで「実は、膵臓がんでした。今年1月にそう診断され、すでに4月には腹腔(ふくくう)鏡による約4時間の手術も受けています」と公表。通院中で抗がん剤服用もしながら、同年4月下旬に会社に復帰したことなどを明かし「私は今、元気に頑張れています」と記していた。