Amazonプライムビデオで21日午前0時から順次、世界配信がスタートする、令和版「風雲!たけし城」ワールドプレミアが20日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで開かれた。

TBS系で1986年(昭61)5月から89年4月まで放送された「痛快なりゆき番組 風雲!たけし城」の令和版。「風雲!たけし城」以来、34年ぶりに復活、続投した攻撃隊長の谷隼人(76)は、オリジナル版で使った指揮棒を持参し、気合を入れた。

「34年前の隊長の指揮棒を持ってきた」と語る、その指揮棒にはゴルフクラブのグリップが付けられている。谷は「たけしさんが、その時、ゴルフを始めた。プロデューサーと隊長が“癒着”していて、次はゴルフ場のいいところでやろう…とか、そういうフリで、わざわざ作ってくれた」と、伝説の“殿”として復活した、ビートたけし(76)を交えての裏話を明かした。

谷は「全世界で受けていたし、俺にとって、本当に思い出のある作品。復活はうれしかったが、かといって誰にも言えない」と、昨夏の撮影開始時に秘密を守らねばならず、困ったと振り返った。「『始まったらしい?』とうわさは流れるんですが『あぁ、そうなの?』と…でも(撮影で)顔は焼けてきている。でも去年の夏は、熱くて楽しかった」と笑みを浮かべた。