第26回日刊スポーツドラマグランプリの年間投票がこのほど行われ、TBS系ドラマ「クロサギ」が4冠に輝いた。スリリングな詐欺の攻防とともに重厚感あふれる人間ドラマを描き、作品賞も獲得した。

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武田梓プロデューサーのコメント 応援していただいた皆さまに、キャスト・スタッフ一同心より感謝申し上げます。ともに受賞させていただけた平野紫耀さん、黒島結菜さん、三浦友和さん、クロサギを素晴らしい作品にしていただき、本当にありがとうございました。クロサギは大変だったことも含めとても思い出深い作品で、一丸となって毎日真剣に取り組んで制作した結果なのだと思っております。原作の先生方や脚本の篠崎さんとともに、詐欺がまん延し続ける社会と、そして自分の人生と闘う黒崎の物語を最後の最後まで描くべく挑んだ作品でしたが、昨今まだまだクロサギが必要な世の中なのだと感じる日々です。皆さまの追い風があれば、クロサギはこれからも羽ばたき続けられます。

◆TBS系連続ドラマ「クロサギ」 22年10月21日から「金曜ドラマ」枠で放送。ドラマは漫画「クロサギ」シリーズが原作。詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が、人生の全てをささげて「クロサギ」として詐欺師たちに立ち向かっていく物語。三浦は詐欺師界のフィクサーで表向きは甘味処「桂」の店主・桂木敏夫、黒島は、黒崎と同じアパートに住む検事志望の大学生・吉川氷柱をそれぞれ演じた。

◆日刊スポーツドラマGP 3月30日から4月6日まで、日刊スポーツのホームページ「ニッカンスポーツ・コム」やスマホサイト「ニッカンエンタメプレミアム」などで、昨年4月から今年3月までの連続ドラマを対象に「主演女優賞」「主演男優賞」「助演女優賞」「助演男優賞」「作品賞」を選ぶアンケートを実施。投票総数74832票で、10代4893票、20代1万2027票、30代1万2461票、40代1万9527票、50代1万9210票、60代以上6707票、無回答7。