「大阪万博を起爆剤に日本を元気にしたい」。

元観光庁長官で現在、大阪観光局理事長を務める溝畑宏氏が、前千葉県知事で俳優の森田健作がパーソナリティーを務めるFM NACK「青春もぎたて朝一番!」(8日、14日午前6時30分放送)とニッポン放送「青春の勲章はくじけない心」(8日午後6時20分放送)にゲスト出演する。

このほど、東京・有楽町のスタジオで収録が行われた。新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが、8日から季節風インフルエンザなどと同じ「5類」に移行するタイミングでの出演。溝畑氏は「観光で日本が元気になるようにしたい」と持論を語った。

溝畑氏は森田が知事時代の10年から2年間、観光庁長官を務め、退官後の14年には「千葉の観光を考える集い」で講演などもした。

「千葉は大都市もあれば、昔ながらの風景も多い。日本の文化が体感できる場所。森田さんは知事時代、何度もアジア各地をトップセールスで訪れて、千葉の物産や観光などの魅力を積極的にアピールしていた」と振り返る。

それだけに今後についても「豊富な水もある。農業と観光を柱に大きな観光振興もできる。ただ、持っているだけではダメ。原点に返って他県と闘って行くことが重要です」。

ゴールデンウイーク明けの8日からは、感染法上の位置づけも5類に移行する。海外からの観光客も一気に増加するだけにインバウンド需要に期待を寄せる。 溝畑氏は、大阪万博の開催については「大阪が元気になることが日本全体を元気にすると思っている。明るさ、ハングリー精神、パッション(情熱)が大阪人の特徴。アフターコロナ、ウイズコロナの時代だからこそ、こうした大阪の人々の特徴が発揮できる」と話した。

また「大阪万博」と合わせて、全国初のカジノを含む統合型リゾート「IR」が大阪に作られる計画が国から承認された。「大阪万博」が開催される大阪・夢洲の奥に、東京ディズニーランドとほぼ同じ広さとなるIRを29年にも開業させるという。大阪府と大阪市は「IRカジノ計画」を発足するなど本格的に動き出したが、計画によると年間売り上げ約5200億円を見込み、約9万3000人の雇用も生まれると算出している。大阪の「転換点になる」と語った。