フジテレビが18日深夜1時35分から「作ってるヤツの顔が見てみたい」(関東ローカル)を放送する。南海キャンディーズの山里亮太(46)がMCを務める。

日夜裏方として番組制作を支えるスタッフがこの日だけは表に出て、携わる番組の魅力を伝える! という趣旨の番組だが「フジテレビのゴールデンを飾る番組XXX! その制作の裏側には涙なしでは語れぬドラマがあった!」というような崇高な企画ではない。

クセの強すぎるスタッフや、出演者!?ってくらい冗舌に語るスタッフ、業界風のわかりやすくチャラいスタッフや、とにかくうっとうしいくらい熱いスタッフ、モテないウケない毎日にもんもんとした悩みを抱えるスタッフなどなど、見事に個性豊かな裏方の面々が集結した。そんな普段はテレビの表にでない彼らがこの日だけは思いの丈をぶちまける。

視聴者の皆さまが日頃、番組をご覧いただく中で「この番組、一体どんなヤツが作ってるんだろう?」と思うこともあるかと思われるが、この番組はそんな「作ってるヤツ」の顔をあえて見せ、番組制作の裏話や貴重な秘話を聞いてもらう企画。あえてオープンにすることで、視聴者の皆さまにもっともっとその番組を、スタッフごと好きになってもらおうという趣旨だ。

台本を書いたり、編集をしたりするスタッフばかりなので、そのトークは視聴者の皆さまを意識した、さぞかし見やすい形に仕上がるのかと思いきや、どうしたことか、自分たちがいざ出演者になるとそんなわけにもいかない。そんな散らかったトークを見事なまでにさばいたのが南海キャンディーズ山里亮太。個性がさく裂するスタッフたちを、愛をもって、時に毒をもってイジリまくり、かゆいところに手が届きすぎる天才的なMCっぷりで番組の裏話を引き出していく。スタッフとのトークの向こう側に、山里から見たエンタメ業界の展望やタレントへのガチな意見が垣間見えるのもこの番組の見どころとなっている。

この番組を見れば、フジテレビの番組の楽しみ方もきっと変わるはず。最後に彼らになじみのあるテレビ欄風に、語り切れなかったこの番組の見どころをざっくりと紹介する。

<テレビ欄風見どころ紹介>

▼「私のバカせまい史」若手ディレクターは170キロ超! Eアナウンサーが大の苦手!?

▼「深夜のハチミツ」新人ディレクターの登竜門!…フジテレビのDNAはよくも悪くも健在

▼「オールナイトフジコ」チーフPは毎週クビ覚悟!? 演出陣のナイト事情を暴露

▼「THE SECOND」の女性ADが真剣相談…MC東野幸治に目線を合わせてもらう方法は?

<出演者>

▼MC南海キャンディーズ山里亮太

▼「私のバカせまい史」温井精一D(13年目)

▼「深夜のハチミツ」岡本卓真D(6年目)、原凜一郎D(4年目)、柴田尚輝D(5年目)、城山海周D(7年目)、岡耕平D(7年目)、坪井一季D(7年目)

▼「オールナイトフジコ」松本祐紀CP(21年目)

▼「THE SECOND」陶山春花AD(5年目)、古庄優香AD(5年目)