昨年の日本レコード大賞で、最優秀新人賞を受賞した歌手田中あいみ(22)が31日、都内で、新曲「愛の懺悔じゃないけれど」の発売を記念したライブ「AIMI TANAKA SOULFUL NIGHT Vol.1」を開催した。

都内では2度目の単独ライブ。新曲やカップリング曲「あんたのバラード」のほか「アイノカタチ」「川の流れのように」などのカバー曲など、全13曲をソウルフルに歌い上げた。

ライブ前に取材に応じた田中は「昨夜から緊張して眠れませんでした。私でも緊張するんだなと。私のキャッチフレーズのソウルフルをライブのタイトルにしました。Vol.1なので、ずっと続けていきたい。チャレンジしたい」と意気込みを語った。

幼少期より両親の影響で演歌・歌謡曲に触れる機会が多かった田中は、ハスキーな歌声と、哀愁やダイナミックさも兼ね備えた新星。21年11月に「孤独の歌姫(シンガー)」でデビュー。今春に大学を卒業し、京都から上京。初の1人暮らしを始めた。「ビルの高さ、人の多さに驚いてます。掃除も料理も初めてですが、栄養を摂れるように、タッパウエアに野菜を入れて電子レンジで調理できる便利グッズを重宝しています」。

今回のライブに向けて、自前のロングネイルをばっさり切り落とした。「(師匠の)細川(たかし)さんからはずっと切れと言われていました。この作品で、私の素を知ってもらいたいと思い、切りました。買い物でクレジットカードを使う時に、暗証番号を押すのがめっちゃ楽になりました」と笑顔を見せた。