米俳優ドウェイン・ジョンソン(51)が、米大ヒットカーアクション映画「ワイルド・スピード」シリーズに復帰することを発表した。

2011年に公開されたシリーズ第5弾「ワイルド・スピードMEGA MAX」からルーク・ホブス役で出演してきたジョンソンは、主人公のドムことドミニク・トレット役の俳優ヴィン・ディーゼルとの確執が原因で17年に公開されたシリーズ第8弾「ワイルド・スピード ICE BREAK」を最後に、シリーズ本編には出演していない。

「ワイルド・スピード ICE BREAK」ではディーゼルと同じシーンに出演することはなく、その後は「再出演はしない」と公言していたジョンソンは、ツイッターに投稿した動画でシリーズ復帰のうわさに「100%本当だ。ホブスは戻ってくる」と宣言した。さらに、ディーゼルとの仲についても、「去年の夏に僕たちは、過去を水に流した。兄弟愛と敬意を持ってリードしていき、愛するフランチャイズ、キャラクター、ファンを大切にしていく」と語り、仲直りしていたことも明かしている。

ジョンソンは現在公開中の最新作「ファイヤーブースト」のエンディングにホブス役としてサプライズ登場し、次回作への復帰がうわさされていた。ジョンソンは、同作の続編となるシリーズ11作目との間にホブスが主人公の単独映画も製作されることを明かし、復帰を待ち望んでいたファンを熱狂させた。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)