バイオリニスト高嶋ちさ子(54)が4日、フジテレビ系「ボクらの時代」(日曜午前7時)に出演。子育てについて語った。

最近”引退宣言”をしているという高嶋は「親分肌じゃないから、ハングリー精神でここまできたんだけど、これ以上望むものがそんなになくて。子ども達にも夢を持て、好きなことを見つけろって毎日言うけど『ママは何がやりたいことだったの? ないじゃん。なくたって生きているんだろ』ってなってしまう。そうなると仕事よりも子どもの自立が…となってしまう。責任感が子どもの方に向かっている」と語った。

07年2月に第1子長男、09年5月に第2子次男を出産し、現在2人の息子は留学中。留学させた理由について「そもそも母が日本にしか住めない子にしちゃいけないと言ってて。アメリカでもどこの国でも住んでみて、最終的に日本に帰ってくるなら良いけど、日本にしか住めないというのは良くないと。とにかく世界を知るように」と語った。

続けて「今留学して、何も出来ないことがあったり、飛行機に乗り遅れそうになるとか、いろんな危険なこともあるけど、それを含めて留学だと思うから、経験させてあげたいと思う」と話した。