King&Prince高橋海人とSixTONES森本慎太郎主演の日本テレビ系連続ドラマ「だが、情熱はある」(日曜午後10時30分)の第10話が11日、放送され、平均世帯視聴率4・9%(関東地区)だったことが12日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は2・7%だった。

なお、第1話は平均世帯4・7%、個人2・8%、第2話は平均世帯4・7%、個人2・8%、第3話は平均世帯3・7%、個人2・3%、第4話は平均世帯3・6%、個人2・1%、第5話は平均世帯3・3%、個人1・9%、第6話は平均世帯3・7%、個人2・2%、第7話は平均世帯3・9%、個人2・1%、第8話は平均世帯3・9%、個人2・4%、第9話は平均世帯4・0%、個人2・4%と推移している。

高橋がお笑いコンビ、オードリー若林正恭役、森本が南海キャンディーズ山里亮太役を演じ、2人の半生を描く作品。極度に人見知りな超ネガティブの若林と、被害妄想と嫉妬に狂う山里。今や売れっ子の2人だが、幼い頃にねじ曲がった性格が確立され、いばらの道をもがき苦しみながら突き進んだ実話をもとにした青春サバイバルストーリーとなっている。

第10話では、2009年、前年のM-1グランプリで準優勝を果たしたオードリー・若林(高橋海人)と春日(戸塚純貴)は、すっかり有名人の仲間入り。毎日のようにテレビ局で芸能人に会い、楽屋に行けば弁当が何種類も用意されている。

現場から現場へ大忙しで、移動中もネタ合わせ。「俺ら漫才師じゃん」と悦に入る若林は、売れたことで家族への後ろめたい気持ちもなくなり、苦手だった父徳義(光石研)との会話も楽しめるようになってきた…のもつかの間…だんだんと世間の注目が春日のキャラに集中していき、若林は不安を抱き始める…。

仕事はもっぱら春日の住むアパート「むつみ荘」のロケばかりになり、春日の節約生活をいじる企画の繰り返し。このままじゃすぐに飽きられてしまいそうなのに、スタッフもファンも春日にしか興味がなく、若林は蚊帳の外。仕事が増えたら幸せになれると思っていたのに、ちっとも楽しくない…。もどかしい思いを募らせる若林は、顔見知りのプロデューサー、島(薬師丸ひろ子)から居酒屋に呼ばれて…。