ミュージカル「ピーター・パン」(7月25日初日、東京国際フォーラムホールC)の制作発表が14日、都内で行われ、11代目ピーター・パンとして主演する山崎玲奈(16)らが出席した。

ほか、フック船長役小野田龍之介、ウエンディ役岡部麟、ダーリング夫人役須藤理彩、タイガー・リリー役江上万絢と、9代目ピーター・パンの唯月ふうかがスペシャルゲストとしてそれぞれ登壇した。

山崎は、20年12月にホリプロスカウトキャラバン「ミュージカル次世代スターオーディション」でグランプリを受賞。19年の主演ミュージカル「アニー」でのアニー役に続き、ピーター・パンを演じる。憧れの女優高畑充希(31=8代目)の後を引き継ぐ。

山崎は「ずっとやりたかった作品で、私でいいのって思っていました。これまでの先輩方のおかげで、こうして盛りあがっているので、もっと頑張らないといけないと思っています」。今作から衣装も大幅にチェンジ。「全身が葉っぱで、タイツも穴があいています。よりやんちゃ感が出ていると思います」と話した。

フック船長の小野田は「これまでも数多くの先輩方が、コメディーやダンディーに演じてきましたが、今回は色気のある、愛されるフックを演じられたら」と話した。

最後に山崎は「かっこいい、ウエンディがほれるイケイケのピーター・パンを目指しています。新しい演出で、世界観も変わり、幅広い方々が楽しめるミュージカルです。心をワクワクさせながら、ネバーランドに来てほしい」とアピールした。