パパイヤ鈴木(56)と少年隊で演出家の錦織一清(57)による2人組ユニットFunky Diamond18(ファンキー・ダイヤモンド・ワン・エイト)が始動し、7月12日にミニアルバム「PRIMEMAX」をリリースする。15日に、その詳細が発表された。

鈴木と錦織は、明大中野高の同級生だ。鈴木は、結成を明らかにした4月26日のブログで「高校の同級生であり、当時からかなりのダンススキルを持っていたニシキ。少年隊では『ジャズダンス』というジャンルを踊っていましたが、彼のすごさは『アンダーグラウンド』のダンス。テレビでは見せることのないそのダンスを、昔から近くで見てきました」と、錦織が少年隊とはひと味違う、アンダーグラウンドのダンススキルを有していると説明。「新ユニットを結成するにあたって、僕はどうしてもそのジャンルにこだわりました。もっとすごいニシキを見てもらいたい。そして、僕ももっと見たい。その願いがかなうことになりました!」と力を込めた。

「PRIMEMAX」はディスコ世代の2人が、どこか懐かしい音楽、かっこいい歌とダンスで魅せる1枚。大阪のR&Bバンド Neighbors Complain、HIROTO SUZUKI、辻本美博(Calmera)らが参加。踊れるディスコナンバー「恋のテレパシー」、「ディスコボールに願いを乗せて」「Shake your BODY」、軽快なロックンロール・ナンバー「It's Demo 青春トゥナイト」、「Hustle Up!」、そしてラテン・ファンク「グァンタナメラ」と、パーティー・チューンが満載。ジャケット・イラストは巨匠・江守藹氏が担当した。

ユニット名について、鈴木は「僕らの師匠『坂見誠二』さんと組んでいた『Funky Diamond』の名前をいただきました」と説明。日本にストリートダンスを伝えた1人として知られ、がんで闘病中ながら復帰を目指す、坂見誠二(65)に由来すると明かした。「『18』は、一清の『1』とパパイヤの『8』で、ダンサー的な振付の数え方『ワンエイト』にもかけています。どんな振付も、必ず『ワンエイト』から始まる。『はじめの一歩』を大切にしたい!そんな想いも込められています」と2人の名前からも取ったと説明した。

ライブツアーの開催も決定。7月16日の名古屋市公会堂を皮切りに、同17日に大阪・サンケイホールブリーゼ、8月8、9日には東京・恵比寿ザ・ガーデンホール、同18日には福岡・キャナルシティ劇場で公演が開かれる。「PRIMEMAX」ライブ会場&錦織一清FC限定盤は、限定ジャケットに加え、全曲のカラオケと。「恋のテレパシー」MVと特典映像DLコードが付く。