東方神起が25日、東京ドームで、「東方神起 LIVE TOUR 2023~CLASSYC~」最終日を開催した。2月から始まった約3年ぶりの全国ツアーは総動員30万人を記録。

東京ドーム公演は通算30回となり、海外アーティスト最多公演となった。

ファン4万5000人の熱狂に包まれながら始まった最終日。オープニング曲「MAHOROBA」のイントロに合わせて、ステージ上空から2つのBOXが降下してきた。2人のシルエットが映し出され、誰もが箱の中から登場するかと思いきや、ステージ下から登場。まさかのサプライズ登場に、会場のボルテージは急上昇した。満面の笑みを見せた2人は、「CLAP」「OCEAN」「Summer Dream」など28曲を披露した。

東京ドーム公演は19年の全国ツアー以来4年ぶりとなった。24日と合わせて2daysで開催し、合わせて9万人を動員。ユンホは「東京の天気もアツいけど、会場も負けないぐらいアツいですね」と話し、ユンホも「チャンミン先生の言った通り、気合入ってます。僕も仕上げてきました」と語った通り、約3時間、気迫のこもった歌とダンスを披露した。

MCでは、ユンホが足首を負傷したことも明かした。ユンホは「先月足首をケガしてしまって。頑張って準備して立つことができました」と話すと、万雷の拍手が沸き起こった。チャンミンは「隣で見てたけど最高の時間にするために、一生懸命リハビリを頑張っていました。医者も驚くほどの回復の早さでした」とユンホの状況を話し、ファンを安心させた。

全ての曲を披露し終え、ユンホは「言いたかったです。無事に終えましたー!」と絶叫。「毎回コロナやいろんなことがあって、実は悩んだりしたこともあって。皆さんに言いたいのは、皆さんに出会えた瞬間がかけがえのない僕らの一部です」としみじみと話した。

チャンミンも「ツアーが終わってしまうのは寂しいですね」と名残惜しそうにしながらも「2人でできる限り、最大限歌わせてもらいたいし、踊らせてもらいたいし、ステージの上に立たせてもらいたいです。皆さんがいるからこそ、2人の居場所が出来る」と感謝の言葉を並べた。

そして最後は「それでは東方神起でした」と声を合わせ、深く礼をして会場を後にした。【佐々木隆史】