モーニング娘。やAKB48らを育てた振付師でダンサーの夏まゆみさんが、がんのため死去したことが6日、明らかになった。61歳だった。AKB48時代に、レッスンを受けたタレント宮澤佐江(32)がツイッターで悼んだ。

宮澤は「恵まれた環境にいることを忘れるなよと、お金を払って観にきてくださる人たちがいることに感謝しなさいと、君たちはもう今日からプロなんだよと、何も知らない私たちにエンターテインメントの基礎を厳しさと大きな愛で丁寧に教えてくださいました。メンバーだけでなく、当時のスタッフ陣もたくさん叱られ褒められ抱き締めて頂きました」と回想した。

夏さんは、特に初期のAKB48とかかわりが深かった。2期生の宮澤は「歌詞に沿った、音楽に沿った振り付け1つ1つに魂と意味が込められていて、夏先生に付けていただいた振付だけは今も忘れることなく、私たちの身体に染み込んでいます、天職だった、自分のアイドル人生が夏先生から教わったものとして、今後の人生にも大きく残り続けてくれることが誇りです」と感謝。「私たちを育ててくださり、本当にありがとうございました、出会えたことに心から感謝申し上げます、これからも大きな愛で見守ってくださいね。最後に元気な姿で会いたかった」と冥福を祈った。