ギターと歌の音曲漫才で知られるコンビ、平和ラッパ・梅乃ハッパの3代目平和ラッパ(へいわ・らっぱ、本名生井博司=なまい・ひろし)さんが5月5日、呼吸器不全のため大阪市内の病院で死去した。

79歳。吉本興業が11日、発表した。大阪府出身。「大阪のアホ芸」象徴の1人、先代の平和ラッパにあこがれ、入門。3代目を継いだ後、87年にハッパとのコンビを結成した。先代の「アホ芸」は継がず、ギター漫才を貫き、97年「文化庁芸術祭賞優秀賞(演芸部門)」など受賞。2月9日の大阪・なんばグランド花月出演が最後の舞台となった。葬儀は近親者のみで行った。