ロケ中の事故で、一時意識を失い、負傷したABCテレビ増田紗織アナウンサー(26)は17日、同局「おはよう朝日です 祝日版」で生放送復帰した。

番組オープニングで、この日からスタートした「-祝日版」について説明があった後、話が振られた増田アナは「はい、ほんとに皆さまに、ご心配をおかけしました」と笑みを携え、話し始めた。

「今回ロケ中にかなりの事故を負ってしまいました。事故の原因というのは現在、しっかり調査している最中です。ですが、ほんとに、母に丈夫な体に生んでもらいました。奇跡的に骨が1本も折れていなかったことで今、こうして生放送の現場に復帰できて本当にうれしく思います」

この日から始まった「-祝日版」にも触れ「しっかりと新たなスタートと思って頑張ってまいります」とあいさつした。

同じくロケ中の事故でケガを負った電子オルガン奏者の小椋寛子(30)も出演しており、笑顔で「大丈夫です」。祝日版のスタートに「楽しみにしていました」と満面笑みで語った。

2人は、11日に和歌山県田辺市でロケに参加。「マリンアクティビティ」の体験取材中に、浮輪ボートが突風にあおられ、高さ約2メートルの位置から海面に落下。2人は一時意識を失い、同県内の病院に救急搬送。小椋は右側腹筋挫傷、右大腿(だいたい)部皮下血種と、増田アナは右骨盤・左膝・右肩の打撲、右ほお骨打撲傷皮下出血と診断。2人とも入院はせず、通院治療を続けている。

小椋は、15日の「おはよう朝日 土曜日です」でも出番予定があり、すでに生放送復帰を終えており、増田アナは14日から業務復帰していた。