NHK高瀬耕造アナウンサー(47)が、10月2日スタートのNHK連続テレビ小説「ブギウギ」で「語り」を担当することが18日、同局から発表された。

高瀬アナは今年3月末まで出演した、朝ドラ放送直前の報道番組「おはよう日本」で、朝ドラに関することについてコメントする“朝ドラ送り”がおなじみだった。高瀬アナは今回の起用に「長く朝ドラを応援してきましたが、まさか自分が本編ナレーションを担当する日が来るとは夢にも思いませんでした。ファンとして“越えてはならない一線”を越えるようでドキドキしていますが、毎朝楽しみにしている皆さんと一緒に温かく見守りたいと思います」とコメントした。

この日は、ヒロイン役の趣里(32)が映るメインビジュアルも公開された。高瀬アナはすでに台本にも目を通しているといい「ここだけの話、ブギウギの台本を読んで何度も泣きました。ヒロイン鈴子を演じる趣里さんはじめ、キャストの皆さんによってどんなすてきな朝ドラになるのか、今からワクワクしています!」。同局の福岡利武制作統括も「これまで朝ドラ送りで、温かく朝ドラを応援してもらっていました。今回はヒロイン・鈴子の成長を語りとして温かく見守ってほしいと思います」と期待した。

高瀬アナは、今年4月1日付で、NHK放送センター(東京)アナウンス室から大阪放送局に着任している。