テレビ朝日社員の玉川徹氏(60)が31日、レギュラーコメンテーターを務める同局系情報番組「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演し、自身の定年についてコメントした。

この日で定年退職を迎える玉川氏は、番組終盤で「本当に皆さんのおかげで定年まで務めさせてもらえて…」とコメント。8月1日以降も同番組に出演予定で、羽鳥慎一(52)が「本当にご苦労さまでした。これからは元社員として、引き続き番組にもご参加いただきたいと思います」と話した。

さらに羽鳥から「明日からも来られるじゃないですか?」と問われ、「これはね、本当に羽鳥さんとか出演者、スタッフ、会社の偉い人、なにより視聴者のみなさんに支えられていただいてるから、また明日から、よろしくお願いします」。「本当に寂しくない定年を迎えられる私は幸せ者だと思っています」と感謝を述べた。

また心境の変化を問われた玉川氏は「いや、特に。明日からは、このまま出ますから、ないですよ」と答えた。羽鳥から「明日からは元社員、玉川徹ということで、ず~っとね、一最前線社員でしたからね」。玉川氏が「ずっと最後まで平社員として、やりましたね」と答えると、羽鳥は「玉川さんの同期は常務になっています」と突っ込んでいた。

玉川氏は89年にテレビ朝日に入社。「内田忠男モーニングショー」「スーパーモーニング」などのディレクター、リポーターを務め、入社以来“ワイドショー畑”を歩んできた。

昨年9月には、同番組内で安倍晋三元首相の国葬に関する事実誤認発言をし、出勤停止10日間の謹慎処分を受けた。処分が明けた翌10月に番組内で謝罪し、以降は不定期で出演。今年4月からはコメンテーターとして本格復帰していた。