三代目 J SOUL BROTHERSが5日、さいたまスーパーアリーナで全国アリーナツアーを開催し、11月から4大ドームツアー「三代目 J SOUL BROTHERS PRESENTS“JSB LAND”」を開催することを発表した。21年以来、2年ぶり6度目となるドームツアー。11月18、19日のバンテリンドームナゴヤを皮切りに、12月2、3、4日に東京ドーム、同9、10日に福岡ペイペイドーム、同21、22、23日に京セラドームをまわる。

現在開催中の9年ぶりとなるアリーナツアーのタイトルは「“STARS”~Land of Promise~」。リーダーNAOTO(39)は「意味は『約束の場所』みたいな。去年僕らはツアーがなくて、ファンの皆さんをお待たせしてしまっていました。去年から今年の準備をすごくしていました。皆に『帰ってくるよ三代目』って約束していたので、今年はその約束を果たす年かなと思っています」とタイトルに込めた思いを語った。

その上で「ドームツアーは『JSB LAND』というタイトルでやります。ファンの皆さんは今回のアリーナツアーで終わりかなと思っていると思うけど、『約束の場所』っていうのはこのアリーナツアーだけじゃなくて、その先に実はストーリーがあって、皆でまわったアリーナツアーだからこそ到達できた『JSB LAND』。ファンの皆さんの『MATE』と三代目でたどり着いた場所で、去年から準備していたストーリーが完結するのかな。伝説のライブにしたい」と語った。

コロナ禍で開催した21年のドームツアーは人数制限やファンの声出し禁止などの制限があったが、今回のドームツアーではそれらの制限が全てなくなる。ボーカル今市隆二(36)は「アリーナツアーは初日から声が出るようになって、やっぱり歓声があるライブの持つエネルギーを再認識できました。コロナ禍でもお客さんがルールを守ってくれて、声を出さない中でのライブも素晴らしかったけど、やっぱり歓声はよりエネルギーを増幅させるなと」とまずは、今回のアリーナツアーで歓声の重要性を再認識。ドームツアーに向けて「その熱をそのままドームに持って行って、自分たちが武器にしている規模が広いエンターテインメントというか、三代目のエンターテインメントをがっつりドームツアーで見せられたらなと思います」と意気込んだ。

ボーカルφMI(36)は「ライブって作っていくと、新しいライブにしようとしても、僕たちが今までやってきた定番の、鉄板の型にはめてしまうクセがある。どうしてもそうなってしまうというか」と演出面での難しさを口にした。だが、ドームツアーでは「それ自体を取っ払いたい。何より自分たちがやっていて楽しいライブにしようというのが第一かなと思っています。自分がやっていて楽しいライブ=ファンの皆さんも楽しむことだと思いますので。新しいライブを、自分たちが楽しむというのを掲げて、ドームツアーに来場していただける皆さんと共有できたらいいなと思います」と意気込みを語った。