乃木坂46が28日、東京・神宮球場で「真夏の全国ツアー2023」千秋楽公演を行った。

足首の骨折のため欠席することが発表されていた川崎桜(20)が、開演前のアナウンス「影ナレ」を担当し、涙した。

「影ナレ」では、賀喜遥香(22)と田村真佑(24)が注意事項などを伝えた後、川崎が「皆さんこんばんは。川崎桜です」とあいさつ。客席からは大歓声があがった。川崎は「神宮のライブに出演することはできなかったけど、最終日に影アナでお話しする機会をいただくことができました」と涙声で話した。「とても悔しいけど、今日はこうして皆さんと一緒に神宮の風を少しでも感じることができてすごくうれしいです」と心境を語った。

前日27日の公演では、川崎がセンターを務める5期生曲「17分間」を同期がパフォーマンスし、川崎のタオルを掲げるなどしていた。川崎は「最初のタオルから最後の必殺技まで、すごく愛にあふれた1曲になっていて胸がいっぱいになりました。みんなのことが大好き!」と語った。最後に観客に向け、「皆さん盛り上がる準備はできてますか?私も皆さんと同じくメンバーのみんなを応援しています。この後のライブ、ファンの皆さんも思いっきり楽しんでください!」と締めくくった。

キャプテンを務める梅澤美波(24)は、序盤のMCで「影ナレでさくたん川崎が登場してくれました。皆さん聞こえましたかね?」と話した上で「さくたんの思いを背負って、気持ちは1つなので」と意気込んだ。【玉利朱音】