TBSは20日、東京・赤坂の同局で定例社長会見を行った。ジャニーズ事務所所属タレントの今後の起用方針についてコメントした。

佐々木卓社長は、ジャニーズ事務所に対し人権に対する改革を求める要望書を提出したと報告。「人権尊重、改善を促していく作業を続けながら、厳しく注視していく。その中で、現在契約しているタレントさんの出演に関してはなんらかわらない」と説明した。

「A-Studio+」(金曜午後11時)に出演予定だったSexy Zone中島健人(29)は出演延期となったが、龍宝正峰取締役は「番組制作上の総合的な判断で延期させていただいた」と説明した。

同事務所は19日、会社運営の大きな方向性について検討を行っていることを文書で報告。社名変更の可能性にも触れたが、これについては「いろんなご意見があることも知っている。被害者の方との立場や対話を考えて、ジャニーズ事務所がお決めになること」と話した。