俳優高橋克典(58)が28日までに自身のブログを更新。ジャニーズ事務所社長就任にともない年内でタレント業を引退する東山紀之(56)の後任として時代劇、NHKBSプレミアム「大岡越前」シリーズ主演に決まったことを報告し、東山に直接電話で話してからオファーを受けた経緯を明かした。
高橋は、2013年から大岡越前役を務めていた東山から主演を引き継ぐことになったが「はじめオファーの連絡をいただいた時、あまりに突然のことで、既に準備がほぼ終わっていた、関係者の皆様も困惑されていたとのこと」と、番組関係者らが混乱していた当時の様子を振り返り、オファーの返事を保留していたことを明かした。
幼いころからあこがれていた作品の主演オファーに「そりゃすぐに受けたかった」という高橋だが、「とはいえ、東山くんが二代目としてこの作品を再び立ち上げ、座長としてレギュラーメンバーと10年続けてきた『大岡越前』。東山くんや作品の沢山のファンの皆様のお気持ちもあるだろうし、一度預かりました」と説明した。
「とにかくまず東山くんと話をしてから」と考え、かつては一緒に飲み歩く仲だったという東山に直接電話を掛けて事情を話したところ、「克典さんなら、僕もほっとします。ぜひおねがいします」と請われ、「それで腹を決め、受けさせていただくことにしました」と経緯を説明。“3代目”となる大岡越前役に、「違和感は否めないとは思いますが、時代劇の灯を消してはならないという気持ちを受け継ぎ、精一杯頑張ります」と意気込みをつづった。