KinKi Kids堂本光一(44)が8日、東京・帝国劇場で、所属するジャニーズ事務所の創業者ジャニー喜多川氏(19年死去)の性加害問題について言及した。
9日から同所で上演の主演ミュージカル「チャーリーとチョコレート工場」ゲネプロ前の取材に応じた。被害者やファンへの思いや、事務所への願いなどを明かした。
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光一は報道陣からジャニー氏の性加害問題について質問を受け、落ち着いた口調で、真剣なまなざしを向けて答えた。「すごく葛藤はありました。自分の知っている彼(ジャニー氏)と違ったりする部分がある。でもそれも自分の中でも認めなきゃいけない。何よりも被害にあわれた方がまず救われなきゃいけない」と言葉に力を込めた。同問題について肉声で語るのは初。「自分も、改めなきゃいけないところは改めて、行動をもって示していかなきゃいけない」と伝えた。
ジャニーズ事務所は先月7日に同問題について初めて会見を行い、ジャニー氏の性加害を認め被害者に謝罪した。今月2日の2度目の会見では、社名変更や新たなエージェント会社の設立、被害者補償を11月からスタートすることなどを発表していた。所属タレントは、希望者全員が新会社に移籍する見込みだ。
光一は今後について「まだ明言できない」としつつも、「30年以上ファンの皆さんと歩んできたものがありますので。ファンの皆さんも救われなきゃいけないと思う。(堂本)剛くんと一緒に話し合いもしなきゃいけない。一歩ずつ進まなければ」と述べた。
社名変更に伴い改名するグループもある。KinKi Kidsの名付け親もジャニー氏で「剛くんと話した時に、KinKi Kidsも名前を変えてもいいんじゃないか、というところまで実は出ました」と告白。ただ、年長グループという立場も踏まえ「われわれが変えると、そこまで考えてなくてもいいのに、という子たちもみんな(改名を)考えなくてはいけなくなる。この辺は慎重にやっていかないと」とし、とどまったという。
一部エンタメ誌のインタビューでは引退の覚悟も打ち明けたが、「十字架を背負いながらやっていかないといけない、という思いです」と意図を説明した。新会社に願うことを聞かれ「世界一クリーンな会社。どの口が言ってるんだと言われるかもしれないですけど。でもそれを願って、それを目指して、安心してエンターテインメントを楽しんでいただける環境を。長くはかかると思いますけど。一歩ずつ一歩ずつ作っていけたら」と答えた。



