TBS系連続ドラマ日曜劇場「VIVANT」で一役注目を浴びた、若手女優飯沼愛(20)が、今期は広瀬アリス(28)主演の同局系「マイ・セカンド・アオハル」(火曜午後10時、17日スタート)に出演。何事にも動じない優等生キャラ、沢島真凛役に挑戦する。
憧れの同枠オファーは、道端でマネジャーから不意に聞いた。「本当に火ドラファンで、次は誰が主役か楽しみにしていた枠。『VIVANT』とはガラッと変わる役柄なので機会をいただけてありがたいです」。
飯沼は21年に、ドラマ初出演。「最初はセリフを覚えて、自分のことでいっぱいだったけど、今は2年前と比較すると余裕が出てきた」と自信をのぞかせるが、社会現象を巻き起こすほどの大ヒットとなり、続編への期待も高い日曜劇場「VIVANT」のオファーには「えええ! でした。うれしいとか感じる前に驚き。『すごい作品になると思うから』と言われて大丈夫かなとも思っていました」とした。
「VIVANT」では、丸菱商事に勤めながら、天才ハッカー“ブルーウォーカー”の顔を持つ太田梨歩を熱演。豪華共演陣に「どの背中を見ても学ぶことしかなかった。ぜいたくで学ぶことが多すぎて、圧倒的で…すごかったです。キャストの数も多かったのでいろんな型、お芝居の仕方、現場の振る舞いを見ることが出来ました」と振り返る。
共演した堺雅人(50)からはセリフの滑舌が良くなる秘伝を教わった。「堺さんは一言一句きっちり、完璧にセリフを覚える。番組で『台本は神様の言葉』と言っていて、確かにと。俳優の元に届く本は何度も打ち合わせを重ねてきたものだから」とうなずいた。
福澤克雄監督からも多くを学んだ。「芝居についていっぱい話をして、今後お仕事を続けて行く上で大事なことも教わりました。印象的だったのは『監督もお芝居よく分からないよ』と言われたこと。意外だけど正解がないから難しい。でも面白い世界だと思いました」と目を輝かせた。意外にも、今後やりたい役は「ギャル役の子を見て楽しそうだと思ったので、不良とかやってみたい」と新たな一面ものぞかせた。
「マイ・セカンド-」は「東京ラブストーリー」や、ドラマ版「ゆるキャン△」シリーズを手がけた北川亜矢子氏が脚本を務める、完全オリジナルストーリー。広瀬演じる、主人公・白玉佐弥子が謎の大学生の一言をきっかけに学び直しを決意し、どん底OLから30歳の大学生となり、令和の大学生に揉まれながら恋に勉強に、夢に奮闘するセカンド・アオハル・ラブコメディーだ。
コメディー要素満載のラブコメに「監督に少しずつヒントをもらいながら、自分の中でイメージを膨らませました。優等生タイプなので、所々デリカシーがないところ、たまにおばちゃんっぽいところも欲しいと言われて、そういうところが監督は好きなんだろうと思って大事にしていきました」と語った。
共演する広瀬アリス(29)とは初共演となり「ありのままで着飾らないすてきな方」と笑顔を見せ、撮影現場は「和気あいあいとしていて。穏やかな現場。楽しいです」と笑顔。
自身の見どころを「真凛は誰に対しても偏見がない子。シェアハウスに住む子との関わりも見どころです。大人数のシーンが多いので、いかに自然な演技を出来るか頑張りどころです」と力を込めた。
女優として飛躍し続ける飯沼から今後も目が離せない。
【加藤理沙】
◆飯沼愛(いいぬま・あい)2003年(平15)8月5日、香川県生まれ。21年に「TBSスター育成プロジェクト 私が女優になる日_」で全国9000人の中から10人に選ばれ、その後の3カ月にわたる演技バトルでグランプリ獲得。同局深夜枠「よるおびドラマ」第1弾「この初恋はフィクションです」に初出演で主演に抜てきされる。TBS「パパとムスメの7日間」「アトムの童」、NHKBS「天使の耳~交通警察の夜」など出演。155センチ。



