テレビ東京が24日、ブランドマークを25年ぶりに刷新すると発表した。

1964年(昭39)に放送を開始したテレビ東京(当時は東京12チャンネル)は、24年4月に開局60周年を迎える。ブランドマーク刷新は60周年に合わせたもので、新たに作成したテレビ東京の企業理念を反映したデザインとなり、新たなキャッチコピーが「ちょっといい明日のために。」に決定した。

98年に策定した現在のブランドマークは英文字表記だったが、開局60周年を機に、視聴者に浸透している「テレ東」という呼び名を、ブランドマークにすることに決定。「テ」の左下の赤い部分は、数字の「7(テレビ東京のチャンネルは7)」をモチーフにした矢で、同局の思いを乗せて1人1人の心に深く届き、「ちょっといい明日」を提供していくことを表現したという。色は、現在のブランドマークの赤と青の組み合わせを踏襲しながら「心を温かく、時に熱く、一人一人に深く届けていくという思い」を込めたテレ東レッドと、「視聴者、パートナーに信頼される存在となるという想い」を込めたテレ東ブルーにすることで、60年の歴史を土台にさらに進化していく意志を表現している。

変更は11月13日からスタート。BSテレ東などテレビ東京ホールディングスのグループ各社もブランドマークと企業理念を一新する。