お笑いコンビ、Aマッソの加納愛子(34)が「文學界」12月号(文藝春秋から11月7日発売)で中編小説『かわいないで』を発表することが明らかになった。クラスメート、家族、アルバイト先といったそれぞれの場所で人間関係と発言に思いをめぐらす、女子高校生・千尋を主人公とした青春小説となっている。

加納はこれまでに短編小説「ステンドグラス」、中編小説「黄色いか黄色くないか」を発表しており、「文學界」での掲載は3回目となる。20年発売のエッセー集「イルカも泳ぐわい。」(筑摩書房)は、23年に入ってからも重版が続くロングセラー。22年発売の小説集「これはちゃうか」(河出書房新社)も話題になった。16日には新潮社「小説新潮」で連載していたエッセー「行儀は悪いが天気は良い」の発売が控えている。

▽加納愛子コメント

今の、そしてかつての高校生に。あの時、かわいい、って何やったんやろう。

▽「かわいないで」あらすじ 授業中、千尋は隣の席のおしゃべりに全神経を集中させる。学校で、家で、バイト先で繰り広げられる会話に潜んでいるものを、くみ取りたいから。そして千尋には、聞きたい言葉がある。

◆加納愛子(かのう・あいこ)1989年(平元)、大阪府生まれ。2010年(平22)に幼馴染の村上愛とお笑いコンビ「Aマッソ」を結成。MBSラジオ「Aマッソのヤングタウン」が毎週木曜午後10時から放送中。「Webちくま」にてエッセー「何言うてんねん」を連載中。