「ウルトラマン」シリーズで活躍した俳優森次晃嗣(80)高峰圭二(77)が3日、東京・世田谷区砧で行われた「シモキタソシガヤ ウルトラタウンフェス」のウルトラセブンモニュメント除幕式に出席した。

森次は「55周年の記念としてセブンのモニュメントを出すことができました。以前、駅前にウルトラマンのモニュメントができて悔しいなという気持ちがありました。セブンの方が人気があるのにな…と」と笑い、「きっと幸せがやってくると思います」とモニュメント設置を喜んだ。

森次、高峰らが、ウルトラセブンの「デュワッ!」のかけ声で除幕すると、台座を含め高さ3・3メートルのウルトラセブンが現れ、集まった人々から大きな拍手が起こった。

1967年(昭42)放送開始の「ウルトラセブン」55周年事業。モニュメントが設置された砧八丁目児童遊園は、円谷プロダクションの社屋がかつてあった場所やウルトラマン商店街もすぐ近くで、ウルトラファンにとっては聖地として知られる地域にある。

近年のウルトラ作品を数々手がけてきた市野龍一監督、辻本貴則監督も出席。