サッカー元日本代表FWで解説者、指導者、タレントの武田修宏氏(56)が2日夜、ブログを更新。この日、東京・国立競技場で行われたJ1昇格プレーオフ決勝で、清水エスパルスに1-1で引き分けて08年以来16年ぶりのJ1復帰を決めた、古巣の東京ヴェルディ(東京V)を祝福した。同氏は、前身のヴェルディ川崎時代に2トップを組んだ、ポルトガル2部オリベイレンセFW三浦知良(=カズ、56)から東京Vの勝利後、喜びの連絡があったと明かした。またクラブのOBではないながらも、東京VをJ1復帰に導いた、城福浩監督(62)にOBとして直接、感謝したことも明かした。

武田氏は、清水東高(静岡)卒業後の1986年(昭61)に、静岡第一テレビ(現Daiichi-TV)に入社し、同社の東京支社から出向する形で東京Vの前身の日本サッカーリーグ(JSL)1部・読売サッカークラブに入団。同クラブが91年にJリーグに加盟し、ヴェルディ川崎に改称後、翌92年から95年、97年、00年に在籍し、中心選手としてJリーグ初年度の93年と94年の年間優勝などに貢献。武田氏は、読売クラブ時代にJSLで122試合に出場して48得点、ヴェルディ川崎ではリーグ戦121試合に出場して60得点を記録している。

武田氏は「国立競技場に向かいました J1昇格争いで東京V対清水の試合で試合前にはラモス(瑠偉)さん 清水OBの森岡(隆三)さんと記念撮影 試合は北澤豪さんとの観戦でハラハラドキドキの展開でした」と、国立競技場には両チームのOBが集結していたと振り返った。

さらに、武田氏は読売クラブ時代の90年から97年までともにプレーしたカズから、東京Vの勝利後、喜びの連絡があったと明かした。同氏は「試合終わりに三浦知良さんからポルトガルから試合を見てましたと連絡がありました 『後半ロスタイムからのPKでの同点で昇格をつかんだのは素晴らしい ヴェルディの歴史をつくってきた多くのクラブOBがこの試合に駆けつけていたことが大事』」と、カズからのメッセージを紹介。「懐かしい顔を見て感慨深かったようです」と、カズの心中をおもんぱかった。

シーズン途中の22年6月に東京Vの監督に就任し、2年目で16年ぶりのJ1復帰に導いた城福監督は、現役時代は現J1川崎フロンターレの前身のJSL2部・富士通サッカー部でプレーしていた。指導者としても、08年から10年、16年には東京Vと同じ東京をホームにするFC東京の監督を務めるなど、クラブのOBではなく、縁もなかった。勝利監督インタビューの中で「私が言うのもなんですが、長らくお待たせしました」とサポーターに絶叫したのも、そうした出自の裏返しとも言えよう。そんな城福監督に、武田氏はOBとして「城福監督には試合後にありがとうございましたと言葉を告げました素晴らしい試合でした」と感謝の言葉を伝えたと明かした。

武田氏は東京Vを祝福する一方で、東京Vと同じJリーグ初年度の93年から参戦する「オリジナル10」の一角で、地元・静岡を代表するクラブ・清水にもエールを送った。「清水は残念な結果でしたが来年はJ1昇格にまたチャレンジしてサッカー王国静岡の復活に向けて頑張ってください」と期待した。

武田氏と東京V時代の同僚・北沢豪氏(55)が国立競技場で観戦した模様は、2日に日本テレビ系で放送の「Going! Sports&News」(土、日曜午後11時55分)で放送予定。