落語家の立川志らく(60)が11日、M-1の審査員を卒業することを発表した。

4日に公開されたM-1グランプリ2023(24日午後6時30分、テレビ朝日系)の公式動画に、昨年、審査員を務めた7人のうち、志らくだけが写らないことが話題になっていた。

M-1はこの日、「2018年から5年にわたり、審査員を務めてくださった立川志らくさんが、今年、審査員から勇退されることとなりました。落語界の隆盛な時代を築き、20人近くの弟子を抱える志らくさんは、落語家という顔だけでなく、映画評論家、劇団主宰という幅広い分野に精通。その視野の広さで、『M-1グランプリ』のファイナリストたちの審査をしていただきました。志らくさんのファイナリストへの賛辞は、若き漫才師たちの背中を力強く押し続けてくださいました。これまでの間、本当にありがとうございました」と志らくへの感謝をつづった。

志らくは「5年もの長い間、若い才能の塊の芸に触れる事が出来て感謝しております。当初は漫才師でもない奴が何故審査をするんだと非難もされましたが、私としては漫才師No.1を決めると同時に明日のお笑いのスターを決める大会でもあると思っていたので落語家がいてもいいのではとそういう思いでやってきました」とコメント。

他の審査員とは目の付けどころが異なる独特の審査基準について「ランジャタイをはじめとするヨネダ2000、トム・ブラウンのようなぶっ飛んだ漫才を高評価する審査員として一部ファンに支持されてきました。私が審査員から卒業することで中には志らく枠が消えてぶっ飛んだ漫才が不利になるという意見も耳にしました。でも多くの人が見ています。ダウンタウンも当初は際物扱い。それが今やトップスター。ダウンタウンのようにマニアックが天下を取ればカリスマになれる!」と振り返った。

「そしてもうひとつ」として、「魅力ある漫才師を目指して。どんなにテクニックがあっても魅力には太刀打ち出来ないんだから。勿論正統派も頑張って!みんな頑張って!」と、M-1から魅力ある漫才師が羽ばたくことを期待した。

志らくに代わる新たな審査員については、テレビ朝日系で17日午後12時55分放送の特番内で発表される。