石田ゆり子(54)が8日、自身のインスタグラムを更新。コメント欄閉鎖を報告した。

猫2匹の写真をアップし「私ごとですが、一度コメント欄を閉じさせていただきます 皆様のご意見を踏まえて勉強をしたいと思います。北陸の皆様の日々に静かに心を寄せています。私にできることを一つ一つします。言葉が足りなくてごめんなさい。何を言っても言葉では追いつかないです」とつづった。

石田は2日に東京・羽田空港で発生した日航機と海上保安庁の航空機が衝突炎上し、貨物室内のペット事故死したことで端を発していたペットの航空機客室内への持ち込みについて、発言をしていた。

石田は動物好きで知られ、現在は犬1匹と猫6匹とともに暮らしている。元フジテレビでフリーアナウンサーの笠井信輔(60)が4日、自身のインスタグラムを通じて機内客室へのペット持ち込みを検討できないかと訴えた投稿に対し、石田はコメントを返していた。

石田は「本当に本当に辛いです。どうか動物たちが乗っていませんようにと祈っていました。飼い主さんの思い、そして貨物室の動物たちの思い… どう考えてもやるせないです」と切り出し「いろんな意見があると思いつつも家族同然の動物たちを機内に載せる時、ケージに入れて機内に持ち込めることを許して欲しいです。災害時、非常時には、モノとしてではなく家族として、最善を尽くす権利を…。生きている命をモノとして扱うことが私にはどうしても解せないのです」と続け、ペットの機内持ち込みについての議論がヒートアップしていた。

さらに7日には「おはようございます。ひとつまえのポストについて、たくさんのコメントをありがとうございました。様々な思いが胸に駆け巡りました。そうか、私の考えはこんなにも甘いのかと 思いながら、そして私はいつも感情で突っ走るところがあるので言葉が足りなかったことを反省いたしました。色々な感情と共に全てのご意見拝読しました」と切り出し、長文を投稿。

さらに「SNSの特性とでも言うべきか。見えない相手に直接コメントできてしまうことの良い面と悪い面の両方を感じましたし、私自身に対してもその点をもっと深く考慮しなくてはいけないと反省しました」と続け、さらに「わたしは常日頃から 動物たちと人間のより良い共生を望んで、そして目指して生きています。私は多くの動物たちと暮らしていて、彼らのいない生活などとても考えられません。長年、日本の法律上、家族同然である愛護動物たちがモノとして登録されることに深い違和感を感じ続けてきました。先日の事故により失われた動物たちの命と あの事故の中それを見守るしかなかった飼い主さんの気持ちを考えるといてもたってもいられず 半ば感情的に、笠井信輔さんのポストにコメントを書いてしまいました。(二枚目の写真にその時のコメントを載せます)」とつづった。

最後は「当然ながらJALの皆様を批判するつもりなど微塵もなくただただ動物たちの命をなんとか救いたかった、一緒に脱出できるようになったらどれだけ 幸せかと思うばかりなのです。この時期ではないだろう、今ではないだろうと言うコメントも沢山頂きましたが 私にとっては、今だから、と言う感覚でもありました。ですが確かに能登の地震のこと、被災された皆様のことを考えると、たしかにこの問題は今ではないのかもしれません。時期がきたらきちんとこの問題を考えていきたいと思っております。現状では難しくても、あらゆる方面から 思考できたらと思います。たくさんの皆さんが一緒に考えてくださったこと 心からありがとうございます」と締めくくっていた。

【まとめ】機内ペット問題あふれる賛否 石田ゆり子「言葉足りず」米山隆一氏「チャーター機で」