大阪市長や大阪府知事を務めた弁護士の橋下徹氏(54)が15日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜午後3時45分)(月~金曜午前8時)に出演。自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金事件に関する報道をうけ、「政治とカネ」について私見を話した。

同番組ではこの日、安倍派幹部らに関する立件の有無をめぐる現況などについて報道。メインキャスター榎並大二郎アナウンサーから「民間の感覚をもっと、政治の中にも反映させてほしいなというのが思いなんですけれども」と聞かれると、橋下氏は「政治とお金の問題なんていうのは解決は簡単でね、確定申告書のルールをそのまま政治家に当てはめればいいんですよ。何で政治家だけ確定申告書のルールにもとづかないんですか」ときっぱり話した。

榎並アナが「何でなんですか?」と問うと、橋下氏は「政治家が、領収書ぬきで、税金も払わないお金をほしいだけですよ。国民と同じように、国民に税金を課すのだったら、自分達も、われわれ国民に課しているルールと同じルールを適用する。経費として申請するんだったら領収書を出す、余ったお金には課税する、翌年に持ち越さない…もう当たり前のことが確定申告書のルールなので。で、不記載や何かミスがあったなら、会計責任者に責任を負わせるのではなくて本人が責任を負う。われわれはもう個人で全部責任を負うわけですからね」と解説した。

榎並アナは「そこの”感覚という部分もしっかり刷新してほしいなというふうに思います」と話した。