女優門脇麦主演の日本テレビ系連続ドラマ「厨房のありす」(日曜午後10時30分)の第2話が28日、放送され、平均世帯視聴率5・2%(関東地区)、平均個人視聴率2・9%だったことが29日、ビデオリサーチの調べで分かった。

第1話は平均世帯6・2%、平均個人3・6%だった。

門脇が演じるのは、コミュニケーションを取るのが苦手な自閉スペクトラム症(ASD)を持ちながらも、化学の知識をもとに客の健康や精神状態に合った食事を作る天才料理人。幼なじみと切り盛りする人気店に、住み込みバイト希望でやって来るのがKing&Prince永瀬廉演じる青年という設定。大森南朋が、主人公の父でゲイという役どころを演じる。舞台演出家、映画監督の玉田真也氏のオリジナル脚本となる。

▼第2話あらすじ

化学の知識を基においしくてやさしいごはんを作る自閉スペクトラム症の料理人ありす(門脇麦)と、ありすを男手ひとつで育ててきた心護(大森南朋)。ずっと2人で暮らしてきた家に、ありすの店でバイトすることになった倖生(永瀬廉)が転がり込んできて、3人での新生活が始まった。

こだわりが強すぎるありすの生活は、朝からルールだらけ。みそ汁の具材は曜日ごとに決まっているし、調味料はいつも決まった順番に並べておかないとダメ。テーブルの拭き方にも規則性があって、スーパーまでの道順も毎日違うパターンがある。頭が混乱する倖生は、ありすの親友・和紗(前田敦子)のアドバイスを受けながら、ルールを1つ1つ覚えていこうとする…。