お笑いコンビ、ハライチ岩井勇気(37)が、1日深夜放送のTBSラジオ「ハライチのターン!」(木曜深夜0時)で、婚姻届の悩みについて明かした。

岩井は昨年11月に女優奥森皐月(19)との結婚を発表。「去年の年末に、このラジオで結婚発表したじゃないですか。婚姻届を出してないんですよね。理由の1つとして、とにかく忙しくて年末年始バタバタしてたっていうのがあるんですけど。あと年始の日本が、ちょっと大変なことになっていたっていうのもありまして」と切り出した。

そして「あともう1個は、これちょっと大事なんですけど、婚姻届の承認の話なんですよね。ここを一体、誰に書いてもらうのっていう話をしてたんですよ、皐月と、奥さんと。せっかくだから、ちょっと親じゃない誰かにしようかっていう話になって」と続けた。

さらに「芸人人生、私、長いですから。この結婚をね、やっぱり一番近くでほほ笑ましく見守ってくれて、信頼できる人って考えたらやっぱり、おぎやはぎさん」と打ち明けると、相方の澤部佑(37)からすかさず「俺じゃない?」と何度もツッコミが入った。

岩井は「おぎやはぎさんに頼もうと思って。承認の欄って2つあるじゃないですか。ちょっと前におぎやはぎさんに会う機会があったんで、あのーちょっといいですかと話にいってね」と進行させた。岩井がおぎはやぎに対し「2人に、ちょっとあの婚姻届を出すんですけどと。承認の欄、2人どうですか? 書いてもらいたいなって言ったら、まあ普通に断られてね」と語ると、澤部は「そんなことないでしょ。そんなバカな」と驚いた。

そして岩井は「ちょっと、荷が重いよって言ってましたけどね。空気察して分かりましたって引き下がったんですけど。その帰りに思ったんだよね。うすうす、感じてはいたんだけど、この結婚ちょっと、いじりにくいんだろうなっていう(笑い)。賛否両論あったのは分かってて。別に悪いことをしてるわけでもないんだけど。完全に100%祝福しているかみんなっていったら、何かモヤっとする部分はあるんだろうなって」と言葉を紡ぎ出した。澤部も「まあね。そういう意見もありましたからね」とフォローした。

さらに岩井は「そういう雰囲気はまあ感じてるんだよね。祝福してほしくて結婚したわけではないんだけど、それでも(年明けに)バババッと他の人が結婚したじゃないですか。結婚発表を見てると、おめでとうっていう感じがすごいから」と胸の内を明かした。

続けて岩井は「そうやってこう、みんな100%祝福じゃないというね。みんなモヤっとしてるのかもなと思ったら、ちょっとこれ、誰にも頼めないじゃんって感じになって。どうするかなと、しばらく考えてましてね。しょうがないか、じゃあ。こうなったら…ちょっと書いて。書いてくんない?」と澤部に婚姻届の証人欄をいきなり番組内でお願いすると、スタジオは笑いに包まれた。

いきなり頼まれた澤部は「そんなこと言われたら書きたくないけど…。それ全然書くけど、言われたら俺はさ。俺(婚姻届)書いてもらいましたからね。岩井さんにね。でも、書いたら仲間だと思われちゃうだろ?」と言いつつも「私でよければ書きますよ」と快諾した。

すると岩井はスタジオに証人欄が空欄の婚姻届を持ち出した。その場で書き込んだ澤部は「ラジオだから音出して書かなきゃって思ったら、うまく書けなくて。これで出せる?」と笑った。もう1つの空欄は奥森の祖母が書くという。

昨年11月、岩井は奥森との結婚を発表。連名でコメントを寄せ、岩井は「彼女の芯の強さと生き方にほれ、交際する中で素直に尊敬できる相手だと気付き、意志を伝えました。一人の女性を支えていける自分になりたいと、彼女がそう思わせてくれました」とした。一方の奥森も「仕事に対する克己的な様や妥協せず突き進む姿は、職業人としても男性としても尊敬しており私の理想像でもあります」と、ともにリスペクトできる存在だと明かしている。