女優森七菜(22)が、3日放送の日本テレビ系「アナザースカイ」(土曜午後11時)に出演。女優としての「覚悟」を語った。

森は3月22日公開の映画「四月になれば彼女は」に出演。同作の撮影で訪れたボリビアのウユニ塩湖を再訪した。

女優として芝居をすることに不自然さを感じ、「自分の仕事が達成できていない感じがずっとあった時」に映画の出演オファーを受けたという。「自分をおとしめることしか考えてなくて。『最悪、今日も全然ダメ』っていう毎日でした。そのタイミングで撮影が決まったので、割とドキドキしてました」と振り返った。

ボリビアを含む世界各地で撮影し、出演シーンはほぼ一人芝居だったという。「常に後ろや隣にカメラがある状態で、本当の自分を見られている気がするというか。どんどん慣れたというか、最初に戻るというか」。また「最初(デビュー)の頃は役がどう思われるがだけが大事で、自分としてどう思われたいかとか、なかったなっていうのを思い出して。それからカメラの前にいることが怖くなくなったし、それがこの1カ月で成長できたこと。本当にありがたいです」と作品との出会いに感謝した。

自身については「本当に特別顔もかわいくないし、品があるわけでもないし、女優さんっぽいかと言われると全くそうじゃなくて」と苦笑しながら、「けど、普通にいる人の映画があるわけだから、普通にいる人が女優の中にいてもいいよな」とどこか楽になった様子。また「お芝居していると人に見せない時間を人に見せることが多いじゃないですか。恋人と2人きりの時とか、めちゃめちゃ不細工な泣き顔とか。そういうのを全部お芝居しに東京に来たので、覚悟は負けない」と笑顔を見せた。